ひとりIT部門代行
ひとりIT部門とは
企業において、ひとりの担当者がIT関連業務をすべて行なっていることをひとりIT部門と呼んでいます。担当者がIT部門ではなく総務、経理部門に属していたり、IT部門と他の部門を兼務していることもあります。広義には、2〜3人程度のIT部門を含めることもあります。日本の組織が、IT部門は単なるコスト部門という意識から抜け出せず、人員を削減した結果、人材不足に陥ってしまったと考えられ、特に中小企業ではひとりIT部門が多く見られます。
ひとりIT部門の課題
ひとりIT部門では、サーバのバージョンアップ、パソコンの資産管理、スマートフォン・タブレットの会社貸与など社内のIT環境の整備をひとりで対応しなければなりません。また、各部門から、「Wi-Fiが上手くつながらないんだけど、どうなっているの?」、「プリンタが紙詰まりしているので何とかして」、「このアプリの使い方を教えてくれる?」など、各種の問合せを対応する一方で、サーバの障害、パソコンのトラブル、スマートフォン・タブレットの紛失など急を要する対応にも時間を割かなくてはなりません。業務量が多すぎてこなしきないため、残業を余儀なくされたり、休暇をなかなか取得できないという実態があります。
本来、ITを企業活動に積極的に利用したり、経営戦略として活用したりすることをIT担当者は、考えなければなりません。しかし、ひとりIT部門では、展示会、セミナー、交流会などでITの最新情報にふれることも少なく、外部のIT業者に相談しても技術折衝ができず、実際に見積もり、提案された場合にも妥当性がわからない、システム導入の判断ができないということにもなりかねません。
このように、ひとりIT部門は、時間不足により、業務の実態を正確に把握して、課題をまとめ、多くのIT製品・サービスの中から最適なものを導入、活用していくことが難しくなってきています。
課題解決にスマートフォン・タブレット活用
時間不足の解消のひとつとして、長時間労働の是正をひとつの柱としている「働き方改革」が挙げられます。たとえば、紙の報告書をデジタル化して業務量そのものを減らし、労働時間を減らすような省力化が考えられます。また、単純にアナログからデジタルに置き換えるだけではなく、全体を見渡し、業務内容を洗い出して、見直しを図っていくような効率化も欠かせません。あるいは、人が介在しなくても良い業務を自動化することも挙げられます。
もちろん、ひとりIT部門の負担を軽減するだけではなく、工場でパソコンの代わりにタブレットで製品を検査したり、売り場で販売員がタブレットを使って商品カタログを見せながら接客したり、出張の多い上司とスマートフォンでコミュニケーションをとったりするなど、企業活動へのIT利用、経営戦略としてのIT活用という視点も忘れてはなりません。解決策のひとつとして、クラウドサービスを活用することで、ひとりIT部門をサーバの障害対応やメンテナンス対応などの負担から開放し、かつ全社的なIT環境の整備や利用部門に適した業務システムを提供できます。
さらに、クラウドサービスと相性の良い、スマートフォン・タブレットを利用すれば、テレワークを始めとした「働き方改革」を推進し、最適なITの導入・活用を支援することができます。
ひとりIT部門の相談窓口
最適なITの導入・活用のため、いざクラウドサービスを検討したり、スマートフォン・タブレットを導入しようと思っても、何から始めて良いのかわからない、誰にどのように相談すれば良いのかわからないという状況になることも少なくありません。
RepStyleは、ひとりで困っている、悩んでいるIT部門の相談窓口となり、代わりに支援、検討させていただくサービスを提供しております。
サービス内容の詳細、ご不明点、または、無料相談サービスのお申し込みは、こちらまでお問い合わせください。